エピソード
渡良瀬川の上流、山あいの集落にひっそりと立つ神社。地方の小さな社にすぎなかったこの神社を全国区にしたのは、心霊ドキュメンタリー映像作品の舞台として取り上げられたことだった。「呪いのビデオ」の神社として知られるようになり、以来、全国から心霊マニアが訪れる場所になっている。
語られる噂は、社殿の中で人影を見た、撮影した映像や写真に異変が写った、参拝後に体調を崩した、といった映像作品由来のものが中心である。もっとも、この神社自体は地域の人々が祀ってきた由緒ある社であり、心霊の舞台として扱われることは本来の姿ではない。訪問者の増加でゴミや騒音、無断立入が問題になったとも言われる。
訪れるなら日中に、地域の神社への参拝の作法で。社殿や設備に触れたり、勝手に内部へ立ち入ったりする行為は信仰の場への冒涜であり、噂以前の問題である。